ポートフォリオにゴールドを加えることのメリットとデメリット

資産形成

こんにちは。
資産運用をする上で、ポートフォリオにゴールドを加えていますか?
または、ゴールドを加えることを検討しているでしょうか?

今回の記事は、
ポートフォリオにゴールドを加えることのメリットとデメリット
と題して、ポートフォリオにゴールドを加えることのメリットとデメリットを比較していきます。

また、ゴールドを加える場合に、ポートフォリオ全体に対してどれくらいの割合でゴールドを加えたほうが良いのかもご提案します。
さらに、ゴールドに代わるバランサーとしての資産にも触れたいと思います。

ポートフォリオにゴールドを加えることのメリットとデメリット

では、ポートフォリオにゴールドを加えることのメリットとデメリットを書いていきます。
まずはメリットから。

ポートフォリオにゴールドを加えることのメリット

ゴールドをポートフォリオに組み込むことのメリットは、以下のようなものがあります。

  • ゴールドは株式と逆に動く値動きが魅力で、ポートフォリオのバランサーとしての役割が期待できます。
  • ゴールドはインフレや金融危機などの不安定な状況に強く、資産価値を守ることができます。
  • ゴールドは世界中で流通しやすく、流動性が高い資産です。

続いて、ポートフォリオにゴールドを加えることのデメリットを書いていきます。

ポートフォリオにゴールドを加えることのデメリット

ゴールドをポートフォリオに組み込むことのデメリットは、以下のようなものがあります。

  • ゴールドは配当や利息などのインカムリターンがなく、キャピタルゲインに頼るため、長期的な収益性が低い可能性があります。
  • ゴールドは為替レートや金利政策などの影響を受けやすく、価格変動が激しい場合があります。
  • ゴールドは保管や取引に手数料や税金がかかる場合があります。

以上のことから、ポートフォリオにゴールドを組み込む際には、自分の目的やリスク許容度に合わせて、適切な割合を決めることが重要です。

以上が、ポートフォリオにゴールドを加えることのメリットとデメリットです。
続いて、ポートフォリオにおけるゴールドの適切な割合はどれくらいかを書いていきます。

ポートフォリオにおけるゴールドの適切な割合はどれくらい?

ポートフォリオにゴールドを組み込む際の割合は、一概には決められません。
投資家の目的やリスク許容度、資産の種類や期間などによって異なります。

しかし、一般的な目安として、以下のような数字が示されています。

ゴールドの専門機関「ワールド・ゴールド・カウンシル」は、2012年に日本の機関投資家から見たゴールドの最適なポートフォリオをレポートしており、その中で6.2~8.7%という範囲を推奨しています。

独立系FPの宮脇武氏は、自身のブログでポートフォリオにゴールドを組み入れるべきかについて考察しており、その中で25%という数字を紹介しています。
この数字は、米国の投資家ハリー・ブラウンが提唱した「パーマネント・ポートフォリオ」という戦略に基づいており、株式・債券・現金と同じ割合でゴールドを保有することで、どんな市場環境でも安定した収益を得ることができるというものです。

以上のことから、ポートフォリオにおけるゴールドの適切な割合は、自分の投資スタイルや目標に応じて決める必要があります。
また、市場状況や価格変動に応じて、定期的にポートフォリオの再調整を行うことも重要です。

続いて、ポートフォリオのバランサーとして、ゴールド以外のおすすめの資産について紹介します。

ゴールド以外のバランサーとしてのおすすめの資産

ポートフォリオのバランサーとは、ポートフォリオ全体のリスクや収益を安定させるために、他の資産と相関が低いか負の資産を組み合わせることです。
バランサーとして有効な資産は、市場環境や投資家の目的によって異なりますが、一般的に以下のようなものが挙げられます。

  • 債券:株式とは逆に動くことが多く、安定したキャッシュフローを得られるため、ポートフォリオの安定化に役立ちます。ただし、金利やインフレなどの影響を受けやすいため、注意が必要です。
  • リート:不動産投資信託であり、不動産市場と株式市場の動きが異なることが多いため、分散効果が期待できます。また、高い分配金を得られることも魅力です。
  • コモディティ:金や原油などの物価指数に連動する資産であり、インフレヘッジとして有効です。また、株式や債券とは相関が低いか負であることが多いため、バランサーとして機能します。
  • バランサー(BAL):イーサリアム上で動作するDeFiプロトコルであり、自動化されたポートフォリオマネージャーと流動性プールを提供します。ユーザーは自分の好きな資産を選んでプールに預けることで、ポートフォリオを自動的に再調整し、取引手数料やBALトークンを受け取ることができます。

以上のように、ポートフォリオのバランサーとしておすすめの資産は様々です。
しかし、それぞれにメリットやデメリットがありますし、市場状況や投資家の目的によっても最適な組み合わせは変わります。
そのため、自分の投資スタイルや目標に応じて選択する必要があります。

まとめ

今回の記事は、
ポートフォリオにゴールドを加えることのメリットとデメリット
と題して、ゴールドを加えることのメリットとデメリットを紹介しました。

また、
ポートフォリオにおけるゴールドの適切な割合、
バランサーとしてのゴールド以外の資産
についても紹介しました。

資産運用のポートフォリオに何を加えるか、どれくらいの割合で加えるかは、それぞれの投資スタイルによって変わってきます。
将来は誰にも分かりませんから、自分でしっかり考えて、自分で決定していきましょう。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました