FRBの政策金利引き上げが日本経済に与える影響を徹底解説

資産形成

こんにちは。
金融に関する話題をわかりやすくお届けするブログ「キラブログ」です。

本日、
「FRB、0.25%利上げ決定」
というニュースが報道されました。

そこで今回は、
FRBの政策金利引き上げが日本経済に与える影響を徹底解説
と題して、FRBが相次いで行っている政策金利の引き上げについて、日本経済に与える影響について解説します。

FRBの政策金利引き上げが日本経済に与える影響を徹底解説

FRBの政策金利引き上げが日本経済に与える影響を解説する前に、
必須の周辺知識を説明します。

FRBとは?

FRBとは、
米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)
の略称です。
米国の中央銀行にあたります。

日本における日銀と同じで、米国の中央銀行制度の最高意思決定機関です。
日本語で「連邦準備理事会」とも呼ばれます。

FRBの政策金利とは?

FRBの政策金利とは、
フェデラルファンドレート
のことです。

民間銀行同士の資金の貸し借りに適用される金利です。
例えば日本で言うと、みずほ銀行と三菱東京UFJ銀行が貸し借りするような時に適用される金利です。
ちなみにFRBの政策金利は、FOMCが決定します。

また新しい単語が出てきましたね。
FOMCについて説明します。

FOMCとは?

FOMCとは、
Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)
の略です。
米国の金融政策を決定する会合のことです。

日本ですと、「日銀金融政策決定会合」で金融政策を決定していますが、それに当たるものがFOMCです。

FRBが政策金利を引き上げるとどうなる?

FRBが政策金利を引き上げるとどうなるでしょうか?

円安になる

まず、円安になります

政策金利が上がると、ドルが高くなります(アメリカ経済に期待してドルを買う人が増える)。
ドルが高くなると、円が安くなります。
円が安くなると、日本の輸出企業にとっては有利ですが、輸入企業や消費者にとっては不利です。
なぜなら、輸入品の価格が上がり、物価が上昇するからです(これ以上物価の上昇はやめてくれぃ)。

物価が上昇すると、実質賃金が下がります(お給料の額は変わらないけど、周りが高くなる)。
実質賃金が下がると、消費者の購買力が低下します(物が高すぎて買えません)。
消費者の購買力が低下すると、内需が減少します(物が売れなくなる状態)。
内需が減少すると、経済成長率が低下します(そりゃそうだ)。

金利差が拡大する

次に、金利差が拡大します。
政策金利が上がると、アメリカの金利も上昇します。
アメリカの金利も上昇すると、日本の金利との差も広がります。
金利差が広がると、投資家はより高い利回りを求めてアメリカに資金を流出させます(日本に見切りをつけてアメリカにお金を移す人が続出する)。

資金が流出すると、日本の金融市場にはマイナスの影響を与えます。
株価や債券価格が下落します(オレの株式ファンドの含み損が拡大する)。
株価や債券価格が下落すると、企業や家計の資産効果が減少します。
資産効果が減少すると、消費や投資に悪影響を及ぼします。

まとめ

今回は、
FRBの政策金利引き上げが日本経済に与える影響を徹底解説
と題して、FRBが相次いで行っている政策金利の引き上げについて、日本経済に与える影響について解説しました。

FRBの政策金利引き上げは日本経済に様々な影響を与えます。
しかし、これらの影響は必ずしも一方的ではありません。

例えば、円安は輸出企業の収益を増やし、国際競争力を高めます。
また、金利差は日本から海外への投資機会を増やし、多様なリスク分散を可能にします。
さらに、FRBの政策金利引き上げはアメリカ経済の回復を示すものであり、世界経済全体にプラスの効果をもたらす可能性もあります。

したがって、FRBの政策金利引き上げに対しては過剰に反応せず、冷静に分析することが重要です。日本経済はFRBの動向だけでなく、他国や国内の要因の影響も受けます。

オレにできるのは、コツコツと世界経済に投資すること。
雨が降ろうが槍が降ろうが、続けていこうと思います。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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