味の素は体に悪い? そう思われている理由を解説

ファッション・美容

こんにちは。
暑い日が続きますね。

子供の頃、味の素って食卓にありましたか?
オレの家にはありました。
時々、ご飯に味の素をかけて、しょうゆをかけて食べてました。
今思うと、栄養バランスが偏ってましたね。

今回の記事は、
味の素は体に悪い? そう思われている理由を解説
と題して、味の素が体に悪いと思っている方に向けて記事を書きたいと思います。

味の素は体に悪い? そう思われている理由を解説

味の素は、日本の食卓に欠かせない調味料の一つですが、体に悪いというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
味の素は、実は体に悪くないどころか、健康にも良い効果があるということをご存知ですか?
味の素が体に悪いと思われている理由と、実際にはどういうものなのかを解説します。

味の素が体に悪いと思われている理由

まずは、味の素が体に悪いと思われている理由を解説します。

中華料理店症候群

味の素が体に悪いと思われている理由の1つ目は、
中華料理店症候群
です。

中華料理店症候群とは、中華料理を食べた後に頭痛や動悸、吐き気などの症状が現れるという現象です。
この現象は、中華料理に多く含まれる調味料の一種であるグルタミン酸ナトリウム(MSG)が原因だと考えられています。
MSGは、うま味を強調するために使われる添加物で、自然界にも存在するアミノ酸の一種です。
しかし、過剰に摂取すると、神経伝達物質のバランスを崩して、脳や血管に影響を与える可能性があるそうです。

中華料理店症候群は、1950年代にアメリカで報告されたものが最初とされています。
当時、アメリカでは中華料理が流行しており、多くの人がMSGに触れる機会が増えました。
その後、世界各地で同様の症状が報告されるようになりました。

しかし、中華料理店症候群は、科学的に証明された病気ではありません
MSGが必ずしも症状を引き起こすわけではなく、個人差や他の要因も関係していると考えられています。
むしろ、中華料理に含まれる塩分や油分、アルコールなどが症状を引き起こす可能性が高いと言われています。

味の素が化学物質であるという誤解

味の素が体に悪いと思われている理由の2つ目は、
味の素が化学物質であるという誤解
です。

味の素と聞くと、化学物質で作られた人工的な調味料だと思っている人は多いかもしれません。
しかし、実は味の素は自然に存在するアミノ酸の一種であるグルタミン酸のナトリウム塩です。
グルタミン酸は、肉や魚、野菜などの食材に含まれる天然のうま味成分で、私たちの舌にあるうま味受容体に働きかけて、食欲を増進させます。

味の素は、1908年に日本の化学者である池田菊苗博士が、昆布からグルタミン酸を分離し、結晶化させたことで発見されました。
その後、グルタミン酸を大量に生産するために、糖蜜やトウモロコシなどの植物由来の原料を発酵させる方法が開発されました。
つまり、味の素は自然界にある成分を利用して作られたものであり、化学物質というよりは発酵食品と言えます。

味の素は体にどんな効果があるのか?

では、味の素は体にどんな効果があるのでしょうか。
実は、味の素には以下のような健康に良い効果があると言われています。

  • 食欲を増進させる
  • 消化を促進させる
  • 脳機能を活性化させる
  • 免疫力を高める
  • 血圧を下げる

これらの効果は、グルタミン酸が舌や胃腸などに働きかけることで起こります。
グルタミン酸は、舌にある旨み受容体と結合することで食欲を刺激します。

また、胃腸では消化液や蠕動運動を促すことで消化を助けます

さらに、グルタミン酸は脳内で神経伝達物質として働きます。
神経伝達物質とは、脳の神経細胞同士の情報伝達を行う物質であり、記憶や学習などの脳機能に関わります。
グルタミン酸は、特に記憶力や集中力を高めると言われています。

また、グルタミン酸は免疫細胞の活性化にも必要な物質であり、免疫力を高める効果があります。

最後に、グルタミン酸は血管を拡張させることで血圧を下げる効果があるそうで、高血圧の予防や改善に役立つそうです。

まとめ

今回の記事は、
味の素は体に悪い? そう思われている理由を解説
と題して、味の素が体に悪いと思っている方に向けて記事を書きました。

味の素は体に悪いというイメージとは裏腹に、実は体に良い効果がたくさんあります。
味の素は、適量を摂ることで健康にも美味しさにもプラスになる調味料です。
味の素が体に悪いと思い込んでいた方は、ぜひ一度試してみてください。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!

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