【投資初心者は必修!】MSCI米国インデックスについて解説

資産形成

こんにちは!
投資の運用成績はいかがですか?
オレは相変わらず長期投資スタンスなので、市場の動きに一喜一憂せずに見守っています。

今回は、
【投資初心者は必修!】MSCI米国インデックスについて解説
と題して、投資初心者にとって必修の知識となるMSCI米国インデックスについて解説します。

【投資初心者は必修!】MSCI米国インデックスについて解説

MSCI米国インデックスについて解説する前に、
インデックス投資とは何なのか、簡単に解説します。

インデックス投資とは、ある指標(インデックス)に連動するように資産を分散して投資する方法です。
インデックス投資のメリットは、手間が少なく、コストが低く、リターンが安定することです。
しかし、インデックス投資をするには、どのインデックスを選ぶかが重要です。

そこで、今回は、世界最大の経済圏である米国の株式市場を代表するインデックスの一つであるMSCI米国インデックスについて詳しく見ていきましょう。

MSCI米国インデックスとは?

MSCI米国インデックスとは、米国の大型株・中型株・小型株を網羅した株価指数です。
MSCIとは、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(Morgan Stanley Capital International)の略称で、世界各国の株式市場や業種別の指数を作成している会社です。

MSCI米国インデックスは、1970年に作成されました。
その目的は、米国の株式市場全体の動向を把握するためです。
現在、MSCI米国インデックスには約620社の銘柄が含まれています。その時価総額は約40兆ドルにもなります。

MSCI米国インデックスの特徴は、米国の株式市場の約85%をカバーしていることです。
また、世界の株式市場全体の約40%を占めるほど影響力が大きいことです。
そのため、MSCI米国インデックスは、米国や世界の経済情勢や企業活動を分析する上で欠かせない指標となっています。

構成比と業種別分析

次に、MSCI米国インデックスの構成比と業種別分析を見ていきましょう。
以下の表は、2021年12月末時点でのMSCI米国インデックスの業種別構成比です。

業種構成比
情報技術28.5%
金融14.0%
ヘルスケア13.3%
消費財(耐久品)11.8%
通信サービス10.7%
消費財(必需品)6.9%
産業6.7%
エネルギー3.1%
素材2.8%
不動産2.5%
公益事業0.7%

この表からわかるように、MSCI米国インデックスでは情報技術セクターが最も高い構成比を持っています。
これは、米国が世界のテクノロジー産業のリーダーであることを示しています。

情報技術セクターには、ソフトウェア、ハードウェア、半導体、インターネットなどの分野が含まれます。

金融セクターは、MSCI米国インデックスの第二位の構成比を持っています。
これは、米国が世界の金融センターであることを示しています。
金融セクターには、銀行、保険、証券、投資信託などの分野が含まれます。

ヘルスケアセクターは、MSCI米国インデックスの第三位の構成比を持っています。
これは、米国が世界の医療産業のイノベーターであることを示しています。
ヘルスケアセクターには、製薬、バイオテクノロジー、医療機器、医療サービスなどの分野が含まれます。

組入上位銘柄

さて、MSCI米国インデックスの構成銘柄の中で、どの企業が最も高い時価総額を持っているのでしょうか?
以下の表は、2021年12月末時点でのMSCI米国インデックスの組入上位10銘柄です。

順位銘柄時価総額(百万ドル)構成比
1アップル2,971,0007.4%
2マイクロソフト2,720,0006.8%
3アマゾン1,700,0004.2%
4アルファベット(グーグル)A株1,690,0004.2%
5アルファベット(グーグル)C株1,680,0004.2%
6テスラ1,040,0002.6%
7フェイスブック(メタプラットフォーム)940,0002.3%
8バークシャー・ハサウェイB株630,0001.6%
9ビザ500,0001.2%
10ジョンソン・エンド・ジョンソン430,0001.1%

この表からわかるように、MSCI米国インデックスの組入上位10銘柄には、テクノロジー企業が7社も含まれています。
その中でも、アップルやマイクロソフトなどの巨大企業が圧倒的な時価総額と構成比を持っています。
これらの企業は、世界中で多くの人々に利用されている製品やサービスを提供しており、高い収益性と成長性を示しています。

また、テスラやメタプラットフォームなどの新興企業も注目されています。
これらの企業は、電気自動車や仮想現実などの先端技術によって市場を変革しようとしています。
しかし、これらの企業は、高い評価や競争によって株価が変動しやすいことにも注意が必要です。

MSCI米国インデックスをベンチマークとするETF

最後に、MSCI米国インデックスをベンチマークとするETFを紹介します。

ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、証券取引所で売買できる投資信託の一種です。
ETFは、指数や資産クラスなどに連動するように運用されるため、その特性を反映したリターンが期待できます。
また、ETFは、一般的な投資信託よりも手数料が安く、売買が容易なことがメリットです。

MSCI米国インデックスをベンチマークとするETFの中でも、特に低コストなものを紹介します。
それは、UBS ETF米国株(MSCI米国)です。
このETFは、MSCI米国インデックスにほぼ完全に連動するように運用されており、信託報酬は年率0.12%と非常に安いです。
また、分配金は再投資されるため、複利効果が期待できます。

UBS ETF米国株(MSCI米国)は、東京証券取引所で日本円建てで売買できます。
1口あたりの価格は数千円程度です。
このETFを利用すれば、少額からでも簡単にMSCI米国インデックスに連動した投資ができます。

MSCI米国インデックスをベンチマークとするETFは、米国株式市場の動向を捉えるのに有効な商品です。
低コストで分散投資ができるUBS ETF米国株(MSCI米国)をぜひ検討してみてください。

まとめ

今回は、
【投資初心者は必修!】MSCI米国インデックスについて解説
と題して、投資初心者にとって必修の知識となるMSCI米国インデックスについて解説しました。

米国の成長企業に投資できる魅力的な投資対象です。
資産形成の一つのオプションとして、ぜひ検討してみてください。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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