【見通し悪すぎ!?】新興国株式インデックスの追加投資はしません

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こんにちは。キラです!

いきなり質問ですが、新興国株式インデックスを持ってますか?
新興国株式インデックスの見通しについて、どうお考えですか?
この記事では、オレが新興国株式インデックスに対して思っていることを簡潔にお伝えします。

新興国株式インデックスへの追加投資は行いません!

オレは金輪際、新興国株式インデックスへの追加投資は行いません!
なぜなら、リベ大の両学長の説明を拝聴して、新興国株式インデックスの見通しは明るくないと感じたからです。
視聴した動画はこちらです→第136回 【意外に儲かりにくい】先進国と新興国の違い&新興国株投資の落とし穴【株式投資編】

動画の中で、新興国株式のリスクについて説明されていましたが、オレは次の3つが特に心に残りました。
それぞれのリスクについて簡単に紹介します。

GDPの成長率と株価は、正比例しない

GDPの成長率と株価は正比例しないそうです。
これは見逃せない事実です。
なぜなら、オレは、「新興国のGDPが伸びている」という理由で新興国株式インデックスを購入していたからです。

安易に「GDPが伸びているから株価も伸びるだろう!」という気持ちで新興国株式に投資しているなら、それは大きな間違いのようです。
自分の勉強不足を嘆くしかないです。
まぁ、いま気づけて良かったのかもしれません。

政治的リスクが高い

新興国は、政治的リスクが高いそうです。
例えば、国のお偉いさんたちが汚職やインサイダー取引を平気でやっているとのことです。

この点に関しては、とても同意できます。
なぜなら、オレがアジアの某新興国に行った時に、政府高官の汚職が公然と行われていることを実感したからです。

もう少し具体的に書きますね。
オレが某新興国に滞在中、年齢が10代後半の女の子に話を聞く機会がありました。
この国はアルコール中毒の方が多く、父親が働かずに母親が家計を支えていることが珍しくありません。
多分に漏れず、この女の子の家庭もそのような環境でした。
女の子は、自分の家庭環境や経済状況について詳しく話してくれました。

この女の子の話は、日本で育ったオレにとっては衝撃的な内容でした。
でもそれ以上に衝撃的だったのは、この女の子が自分の家庭環境や経済状況について、特に疑問を感じていなかったこと。
その時オレは、なんとも説明しがたい気持ちになりました。とにかく悲しくなりました。

オレは「自分の価値観は取っ払って話を聞こう」と思っていたのですが、思わずこんな質問をしてしまいました。

「日本には生活保護のようなセーフティーネットがありますが、この国にはそういう制度はありますか?」

オレのこの質問に、「ありますよ」と答えた女の子は、さらにこう続けました。

「でも、そういう制度は、政府の偉い人にコネがある人だけが使えるんです」

この返答を聞いたオレは、5秒くらい固まりました。
政府の偉い人にコネがある人限定!」って何? 汚職ってこと?
さらに驚いたのは、固まってるオレを見て同じように固まってる女の子の表情でした。
まるで、「そんな当たり前のことでどうして驚いてるの?」と言っているような表情でした。

日本の常識は、世界の常識ではない。そう実感できた経験でした。

ということで、新興国は政治的リスクが高いと言えます。

為替リスクがある

新興国には、為替リスクがあります
インフレ率が高いため、株式の儲けを為替変動に相殺されてしまうということです。

この点に関しても、とても同意できます。
なぜなら、為替リスクの大波をくらってしまったことがあるからです。
もう火だるまになる寸前でした。

もう少し具体的に書きますね。

実は数年前に、FXで資産を増やそうと思い、金利が高い新興国通貨に投資していました。
投資先は南アフリカランドとトルコリラ。

当時、この二つの通貨の金利はとても高かったので、毎日加算されるスワップの額に喜んでいました。
すっかり調子に乗ったオレは、「このままいけば、4年ほどで資金が倍になるぞ!」と鼻息を荒くしていました。

ところが、世の中そんなに甘くはありません。
為替相場はオレに不利な方向へと動き出していきました。
ペースはゆっくりだけど、確実に円高になっていったのです。

気がつくと、累積のスワップをはるかに上回る損失が出ていました。
初めは目の前の損失を受け入れられませんでした。
「ここは堪えどきだ!きっと相場は元に戻る!」と自分に言い聞かせて、しばらくホールドしていました。
しかし、オレの期待とは裏腹に、相場はますます自分にとって不利な方向へと動いていきました。

「このままいくと、火だるまになる」
そう思ったオレは、泣く泣く損切りしました。
損切りの額は、投資額の半分くらい。
つまり、資金を半分に減らしてしまったのです。

損切りをした日のことは今でも忘れられませんよ。
早朝の出勤前に損切りをしたのですが、その日は1日中足の震えが止まりませんでした。
寝る前まで、心臓が冷たい感じがしていました。
もうあんな経験は二度としたくないです。

話がかなりズレましたが、新興国には為替リスクが存在し、そのリスクはかなり大きいことを経験を通して知りました。
そのリスクは、株式投資の利益が吹き飛んでしまうくらいの大きさです。

というわけで、以下の3つのリスクを取り上げました。

  • GDPの成長率と株価は、正比例しない
  • 政治的リスクが高い
  • 為替リスクがある

このようなリスクがある場所に、大事なお金を置いておくことはできません。
だからオレは金輪際、新興国株式インデックスへの追加投資は行わないことに決めました。

新興国株式インデックスをすぐに売却するのか?

追加投資はしない!と断言すると、いまホールドしている分を売却するのか?との質問を受けそうです。
今後は、追加投資はしませんが、売却もしません。
いま持っているものはそのままホールドします。

ホールドと言うと聞こえはいいですが、要するに塩漬けです。
もしプラスに転じたら、その時に売却しようと思います。

今後、新興国株式インデックスが上昇しないとも限らないので、今まで投資した資金はそのまま働いてもらおうと思います。
オレの予想に反して上昇したら、それはそれで嬉しいです。
ちなみにオレの予想はいつも外れるので、「新興国株式インデックスは下がる!」と予想しておきたいと思います。
予想に反して、将来の爆上げを期待したいと思います。

まとめ

「新興国株式インデックスの見通しが悪すぎ! 今後は追加投資しません」というタイトルで記事を書いてきました。
新興国株式インデックスを持っていますか?
今後ホールドしようか?それとも売却しようか?と迷っていますか?
そんなあなたにとって少しでも役立つ記事になったら嬉しいです。

将来は誰にも分かりませんが、大切なのは「投資の世界から転げ落ちないようにすること」だそうです。
リスクを分散しつつ、最大の利益を狙っていきたいです。
それを実現するためには、毎日の勉強が欠かせません。
これからも毎日勉強していきます。

今回も読んでくださりありがとうございました!

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