【実録】無過失交通事故 パート10 ボロボロのバイクとご対面

無過失交通事故

バイクに乗っていて無過失交通事故に遭った時の記録を書いています。このシリーズの記事では、

  • 無過失交通事故に遭うとこんな苦労をする
  • 相手の保険会社と交渉する時はこんな対策をしたほうがいい
  • 自動車保険の弁護士費用特約は絶対に入っておくべき

ということを伝えたいと思っています。

少しでもお役に立てればうれしいです。

ボロボロのバイクとご対面

今回の記事では、
無過失交通事故 パート10 ボロボロのバイクとご対面
というテーマで書きます。

バイクが保管されている交番までパトカーで送ってもらう

事故現場での現場検証を終えると、再びパトカーに乗るように促されました。
「これから、キラさんのバイクが保管されている交番に向かいます」
とのことでした。

実は、『どうやってバイクが保管されている交番まで行こうかな』と考えていたので、
パトカーで送ってもらえるなんて本当にありがたいです。
思わず「ありがとうございます!」と元気よく言ってしまいました。

事故現場から交番までは、歩いても5分くらい。
なので、あっという間に交番に到着しました。

交番の敷地には、オレが愛してやまないバイクが停められていました。

ボロボロのバイクとご対面

交番の目の前でパトカーから降車したオレは、
パトカーで送ってくれた警察官と共に、交番勤務の警察官に挨拶しました。

その後、バイクを確認しました。

バイクの損傷は、予想以上でした。

事故状況は、「飛び出してきた人を避けて転倒」でしたので、
どこかに激突したわけではありません。
しかしながら、バイクはフロントからリアまで傷だらけでした。
リアにいたっては、カウルも割れていて、道路に散乱した破片は警察に掃除されしまったようです。

いずれにしても、予想を超えたボロボロ感でした。
大事に大事に乗ってきたバイクだったので、本当に悲しかったです。

この時、初めて加害者の人への悪感情が湧いてきました。

『あの人さえ飛び出してこなければ、こんなことにはならなかったのに!』
と思いました。

駆動系へのダメージは?

バイクの外観を確認した後、駆動系へのダメージを確認しました。
なぜなら、交番から家までバイクを移動しなければならないからです。
そこでとりあえず、エンジンをかけてみました。

すると、エンジンはいつも通りの音を立てて始動。
その後、快調にアイドリングしていました。

『良かったー! 横に倒れただけだから、エンジンは異常無いのかな。このまま異常無しだといいな』

そんなふうに思いながら、ヘルメットをかぶってバイクにまたがりました。
ハンドルを動かしてみましたが、ハンドルも異常は無さそうでした。
なんとか家まで帰れそうです。

オレは、交番勤務の警察官と現場検証をしてくれた警察官にお礼を言って、バイクを走らせました。
体の痛みはあるけれど、バイクの駆動系やステアリング系は異常無さそうです。

家までの道のり

カウルが割れたボロボロのバイクに乗って、家に向かいました。
信号待ちをしている時に、歩行者や周りの車のドライバーがボロボロのバイクを不思議そうに見ていました。
ちょっと恥ずかしかったですが、構わずに走り続けました。

『また、物陰から人が飛び出してくるんじゃないか?』

そんな不安を感じながら、いつも以上に安全運転。
なんとか家にたどり着きました。

バイクを駐車してから改めて損傷具合を確認すると、
やっぱり悲しくなりましたね。

『こんな目に遭わせてしまってゴメンね』と謝りました。

この日の夜、事故を誘発した相手方から電話がありました。
つづきはまた書きます。
今回も読んでくださりありがとうございました。

事故の概要

  • 当方:バイク
  • 相手:歩行者(中年男性)
  • 事故時間帯:午後
  • 事故現場:幹線道路(横断禁止場所)
  • 事故状況:右折信号(矢印)で右折した後、反対車線の信号待ちの車の間から、道路を横断しようとした歩行者が飛び出してきた。オレは歩行者を回避してバイクごと転倒。歩行者には接触していない。
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